銀河のしずく

ぎんがのしずく

産地

岩手県

奥羽400号×北陸208号

誕生年

2016年デビュー

名前の由来

「銀河」は、 キラキラと光る星空からお米一粒一粒の輝きをイメージさせ、 また、宮沢賢治の作品のタイトルにも使用されており、 間接的に「岩手」をイメージさせる。「しずく」は、 このお米の特性である、つや、白さなどのおいしさを表現している。

お米の概要

粒が大きく、粘りがほど良く、軽やかな食感なので、食べ飽きることがない。食味もバランスがとれていて、炊きあがりの白さも美しい。米袋にデザインされた9つのイラストには、おいしさを生み出す9個のポイント(太陽、銀河、空、土、人の愛情、大地、水、豊かな稔り、肥料)が表現されている。

お米を通じて
日本の都道府県を知ろう

岩手県の
基本情報

県庁所在地

盛岡市

面積令和4年4月現在

15,275㎢

人口令和4年1月現在

1,206,479人

地理

【三陸海岸】 三陸海岸は入り組んだリアス式海岸である。寒流と暖流が交わる潮目となっており、ワカメやかきの養殖がさかん。

【北上高地】 青森県から宮城県にかけて広がる山地。また北上川の東側にある山地であり、比較的平坦な山が連なっている。

【中尊寺金色堂】 平泉町は平安時代末期の奥州藤原氏の本拠地。中尊寺金色堂は2011年に世界文化遺産として登録された。

特産物

リンドウ、ワカメ、木炭、南部鉄器

地域の雑学

やませ

東北地方の太平洋側に面した地域では、夏に「やませ」と呼ばれる冷たい風が吹く。三陸海岸の沖合には千島海流(親潮)という寒流が流れている。この上を通るときに北東から吹く風が冷やされ「やませ」になる。やませによって、夏でも気温が上がらないため、農家の方々が苦労されている。

中尊寺金色堂

平安時代末期に平泉を中心に東北一円を治めた奥州藤原氏は、西国の朝廷&平氏や東国の源氏と並んで、日本を三分する勢力を誇った。「民衆の仏教」を取り入れた国造りを進め、東北の仏教化を目指したという。世界遺産「中尊寺金色堂」はその象徴で、奥州藤原氏の豊かな経済力や交易力を生かし絢爛豪華につくられた。

中尊寺